怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

渋さ知らズとか写真とか新宿とか

郵便局に行って今日こそ挨拶状を郵送。
お昼、マフィン。そういえば生まれて初めてマクドナルドに行ったのは確か小倉でのことで、意気揚々とハンバーガーを注文したら今の時間帯は・・・とか言われてわけもわからないままマフィンを食べる羽目になったのを思い出した。ハンバーガーを食べに来たのになんで、と悲しい思いをしたし、今もその理由はわからない。
Eくんと海外旅行話。奥さんが英語堪能だからかえって行きにくいという話にはなるほどと思った。
夕方、馬喰町でギャラリーを3軒まわってみる。このあたりはギャラリーや特徴あるお店が増えていると聞いたが、少し歩いた限りでは興味を惹かれるようなお店は見当たらなかったし、ギャラリーもさほどでなかった。
さっと切り上げて新宿へ。二丁目にあるphotographers' galleryにて 中村早写真展「ephemera」と田代一倫写真展「はまゆりの頃に 2012年 春 」。中村早さんの被写体に障害か病を抱えているような雰囲気を感じた。そういう狙いであれば素晴らしい写真だと思うし、その意図がなくて僕の勘繰りすぎならごめんなさいですが。写真作品をうまく受け取れている自信がないです。
二丁目なのでそれっぽい店もちらほらあるが、時間が早いせいか街はずれなのかこういうものなのか、雰囲気は普通。
サードディストリクトギャラリーで阿部真士「社会集団や個人」展。タイトルがちょっとどうかと思うが、現在の新宿を撮りながら昭和そのものの雰囲気を見せるところが面白い。ありそうでなかなかない写真だと思う。別にヤクザだからどうとかいうことじゃなく、今の服を着てても顔が今じゃないんですよ。本当のところ、僕はこういう写真は好きじゃないけれども、しかし評価すべき写真だとは思った。
その後少しうろうろ。末廣亭を発見したり立ち並ぶ飲み屋が面白そうだったりでなかなか楽しかった。
神戸らんぷ亭で塩牛丼大500円。ビールは飲みたかったけど我慢。初めて食べた塩だれの牛丼はおいしかったけど少し塩辛すぎる。目の前にストーンズのTシャツを着たYさんが座ってちょっと緊張した。間近で見ると大きいです。
新宿ピットイン、入ってみると意外にも椅子がしっかり出ていて、それがまた満席。ドリンクの注文方法といい、ジャズクラブのスタイルなんですね。そしてお客さんの年齢層が高い。関西では結構若い客が多くて大暴れしてる人もいたりするところ、東京はもうおっさんばっか。僕もか。若い客はまばらで、これは椅子がでるのも無理ないかもしれない。ここまで年齢層が違うとは思わなかった。
そんなこんなで始まった渋さ知らズオーケストラ。関西と違ってしょっちゅうライブをやってる東京はいろんな曲をやってるのではと思っていたがそうでもなく割と定番。曲は定番でもソロ回しや演奏の良しあしはもちろん違うので、今日一番良かったのはファンテイルのギターソロ。最初は、んん・・と思ったけれどどんどんよくなって、素晴らしかった。メンバーはもちろんある程度知っているけれども見慣れないというとベースを弾いてた小林真理子さんとか。ヒゴヒロシに遠慮してるのか演奏面ではいまひとつですがやけに若くて美人でした。あとはゲストボーカルの人とか。舞踏はスペースがあまりないために思う存分踊るというわけにはいかず後ろの方で踊ってもらえなかったのが残念。若林さんなんて出てたの短かったし。あとすがこさん?がいつも以上に妖艶で見ものでした。あと、満席で座れなかったけれども、僕はそのほうがよかった。あれを座って聴くなんて拷問ですよ。見た目盛り上がりに欠けるし、次はスタンディングで聴きたいなぁ。
終って不破大輔新作を買いました。飛ぶように売れてて、サインおねがいしようかと思ったけど時間かかりそうだしやめて帰宅。場所柄帰りが楽でよろしい。
全然チェックしてなかったけど、偶然あるイベントの主催者のtwitterでこの日記が紹介されていたことを知ってびっくり。まあライブの感想を書いてるからありうることだし公開してるからこちらとしては問題ないわけですが、出演者の一部は幾分気を悪くするかもしれない感想もあったので、主催者としてそれでよかったのかなあと思って。出演者は僕の感想を読んで、こいつ馬鹿だな、くらいに思ってくれていればいいけど、もし気にしてスタイルを変えようかなんて思ったりされるといやそれは。ないと思うけど。そこらのおっさんの言うことなんか無視して、やりたいことをやってほしい。僕が褒めた人も貶した人も。