怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

先日買った「けもののうた」をわりと愛聴中。
生粋のジャズファンにはぬるいと言われそうではあるが、ポップスとして聴けばそのぬるさもふくめていい感じだ。和製ニーナ・シモンという惹句がついていたが、UAと言った方がしっくりくる。しっくりきすぎるから言わないのか。こういうボーカルものは結局のところバックの演奏がいかにボーカルを生かすかが生命線で、ピアノもベースもその仕事をきっちりやっている。この感触を求めてソロライブに行ってその落差に驚いたりしたこともある。どうもライブの予定はあまりなさそうだけど、もし関西に来るならぜひバンドでお願いしたい。
思えば女性ボーカルにはどうも苦手意識が強く、世評の高いものでも・・・と感じてしまうことが多い僕だが、けものに関してはそうでもない。そうでもないというか、実際女性ボーカルでも好きなものはあるわけで。エゴ・ラッピンとか、椎名林檎とか、ゑでぃまぁこんもそうか。ロス・キャンペシーノスなんかは女性ボーカルが入ってるところがいいわけだし。好き嫌いの線はどのあたりに入ってるんだろうか。
うまいとかそういうのはあまり関係なく、うますぎていやだとか思ったりすることもあるし。
おやつに食べた駿河屋の自分で作るもなかは、そんなにおいしくもなかった。あんこがいまひとつで。よく考えたらあんこと皮を別にしてたら高級という思い込みが間違ってる気がする。