怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ははの気まぐれ、ザ・ドクロズ@拾得

地獄の5連続ライブも最終日。乗り切ろう。ツアーで毎日ライブやってるバンドの恐ろしさを知った。
お昼に餅を2つ食べて京都へ。ちなみに今日はアイスクリームのキャンペーンをやってるはずだが、そんな暇はないのだ。
ART ROCK No.1は今日がセール最終日なのでいろいろ物色。KITSUNE コンピ「KITSUNE LOVE(2002)」400円、NIRVANABleach」480円、SHUGO TOKUMARU「PORT ENTOROPY」1264円、ゑでぃまぁこん「やっほのぽとり」1760円、Joan Cambon「sans objet」1840円、MINAMO,SAWAKO+HOFLI,MOSKITOO,SOLO ANDATA,TAYLOR DEUPREE「Tasogare:Live InTokyo」1424円、Noah Creshevsky「ザ・テープ・ミュージック・オブ・ノア・クレシェフスキー1971-1992」1200円、Ramuntcho Matta with Mama!Milk「matta_aLive in kyoto vol.3 13th march 2007」1200円。買いすぎてるけど、epic45とかいろいろあきらめて、それでもこれです。あと、Vampilliaの新作入荷を聞いてみたら予定はあるみたいですがはっきりはわからない感じでした。前2枚がここだったので、うまくタイミングが合えばいいけど。
バスで同志社前まで行って、承天閣美術館相国寺の境内はもみじの新緑が美しく、気候もよくていい日和。行列かもと思っていたら全然そんなことはなく、日曜なのにゆったりと見れた。宣伝してないのもあると思うけど、若冲は極彩色でないとダメみたいな思い込みがあるんだろうか。僕は線の巧みさやデフォルメが存分に味わえる水墨画が素晴らしいと思うのですが。そんなわけで、たっぷり観賞。襖絵では芭蕉小禽図あとは双鶏図や群鶏琉菜図とか。常設のほうでは伝周文筆という十牛図の実物を初めてみた。解説とともに見ると、なるほど禅だなと思う、なんか不思議な奥行きを感じた。ちなみに長谷川等伯の屏風絵も二双出てたけどこれはひどいものでした。
2時間近く観賞して腹いっぱいになって、歩いて御所を通って千代飯店で夕食。近所の人のたまりばになってるっぽい。中華定食は、味付けなんかはとてもいい。スープもおいしいし。ただ、半分予想してたけどご飯がひどい。所詮焼き飯用だろ的な。まあ居心地もいいし、案外いい店でした。
そして初めて北から拾得へ。前日取った清水音泉のチケットが62番で、これはけっこう売れてるのかと思って入ったら、開場から20分でドリンクチケットがすでに138番。みんな早くから来てるんだなあ。ドリンクで並んだ前の人なんか東京と群馬からだよ。すげえ。
最初がザ・ドクロズ。名前は聞いてるが一度も見たことがない、4/24の夜想に出てたのは知ってるが結局行かなかったドクロズ。キュートです。演奏はちょい粗いし技術的にもアレですけど、女の子バンド特有のやわらかいノリがいい。仲よさそうでMCも楽しい。結成16年てことですが、ボーカルのアサコさんはすごいスタイルいいしギターのカナメさんはカヒミ・カリィそっくりの超美人。恐ろしいバンドだ。また今度見たいなあ。そういえばアサコさんのギターについていた風船が破裂して僕のところに飛んできた。次来いってことかも。
去年はムッシュがゲストだったけど、それだとははきま見に来た感じがしないんだよね。
続いて、ははの気まぐれ。松尾くん曰く、去年で終わるつもりだったけどという話で、なんかちょっと悲しくなる。でも新曲はできてるし、この調子でなんとなく続けて行ってくれたらアルバムだってできるかもしれない。
それはともかく、ライブは楽しかった。いつまでも仲良く、そしてうまく。そういえば初期にはゆらゆら帝国のフォロワーみたいな言われ方をしていたけれど、全然違うよね。松尾君の洋楽好きを反映した、英国ロックを日本語ポップスに融合したかなり王道な音楽をやってると思う。王道はそんなに好きじゃない僕だけど、ここまでセンス良かったら好きにしかなれない。
これでまた1年お別れかと思うけど、もしかしたら永久かもしれないし、そう思うとさびしくなるけど、でも今日ライブを聴けてよかった。あと1回でも多く、ライブをやってほしい。高橋さんの髪がなくなっても、ライブをやってほしい。
終わって時計見たら9時20分だった。最近拾得は時間にルーズなのだろうか。うれしいけど。
地獄の5連続ライブは天国だった。