怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

TEN to TEN

朝から仕事。柵を飛び越えたら転んで、とっさに受け身をとったらきれいにころころと転がった。受け身のお手本かというくらいにきれいに決まった。気分爽快だ。
昼食はながた園。トンカツ定食にした。まあまあ当たりかなあ。
宇仁菅書店でシェイクスピア。残り5冊になったのはいいのだが、均一本の値段をペンで裏表紙に書くのはやめてほしい。真っ当ないい古本屋だし、中の本は鉛筆書きだからそれなりにわきまえているんだろうけど。
帰宅して、雑事やパンを買ったり、夕方眠くなって1時間ほど仰臥。
6時過ぎて梅田シャングリラへ。
定時にAnla Courtisがふらっと現れてそのままギターを弓で弾き始めた。ややあって山本精一が出てきてギターを弾き、そのあとYOSHIMI登場。YOSHIMIはボーカルエフェクト中心にピアノを弾いたり少しドラムを叩いたりで、YOSHIMI良かったです。声の出し方と変化のさせ方、言葉の選び方とかそういうセンスが違うのかな。素晴らしい。思えば初めてサイコババを聴いたときにやられたのもYOSHIMIの声でした。椅子の上に立ってのボーカルパフォーマンスもよかったです。あれが普通にステージ上だとインパクトがかなり違う。演劇で言うと神様があの辺に現れる、そんなポジションでした。舞台脇でKAHIMI夫妻が子供を連れて見に出ていて、あとでKAHIMIさんが昔からYOSHIMIのファンでしたと言っていて納得。そのあとはジム・オルーク大友良英、山本達久、石橋英子が入れ替わり立ち替わり。Anlaも再度出てきて終了。豪華な顔触れでの濃密な100分でした。これだけの顔触れがそろうことはなかなかないんじゃなかろうか。誰が企画したのかわかりませんが、お礼を言いたい。そしてまたやってほしい。そりゃシャングリラもほぼ満員になりますって。もっと入ってもよかったけど。
転換後KAHIMI KARIE。フルメンバーは大阪初らしい。真正面だったのですが、横顔の美しいこと美しいこと。それなりに年を重ねていることもわかるのですが、とにかく常人ではない美しさ。若さを保つのではなく美しさを保っている感じが素晴らしいです。そりゃあ豪華な顔触れが集まるってもんです。僕だってKAHIMIに呼ばれたら喜んで働きますよ。3月にもメトロで、今度は大友良英を従えてのライブらしいんですが、それも行きたいな。音的にはむしろそっちのほうが濃密かもしれない。あと、天井から電球を多数ぶら下げたステージも幻想的でよかったです。
終わった後、「Live at Kanadian」を2000円で購入。Anlaにサインをしてもらったんだけど、ペンがはじいてて全然定着しない。別のペンを探してくれば良かった。酔っ払ってたからなあ。せっかくサインしてもらったのに。Anla、自分からサインしようかって言ってくれて、いい人でした。