怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

東京

余裕があるのに早めに目が覚める。
久しぶりの新幹線。3列の窓際で、最後まで隣が空いていてよかった。前の席のおっさんの俺様行動が不快だったが、ほとんど寝ていたのでまあよしとしよう。寝ていると検札は起こさないんですね。昔は起こされたような気がする。
会社は心配したほどでなく、顔のわからない人も数人いるものの、Mさんのフォローのおかげもあってなんとかなる。Mさん、ありがたい人だ。
夜の飲み会もそんなこんなでまあ無難にすごせる。こっちも気をつかったが、でも大阪よりうまくやれた気もするくらい。途中抜けるのをちょっと悔やんだほど。
駅までMさんが送ってくれて、お土産売り場まで連れてってくれる。道中、お互いに言い出せない言葉がある。今言うべきことでないのはわかっているが、話なんてそれしかないのもわかってる。
和ラスクの10個入りと5個入りと東京ばな奈4個入りを買う。黒い東京ばな奈にも惹かれたが、妻が怒るといけないので無難に。
鴬谷へ。電車が小さく感じられるのは人が多いからだろうか。
駅から地図を頼りになってるハウスへ向かう。たいしたことのないような駅なのだが、駅周辺はそれなりに栄えてるし、歩いていっても道沿いは店が点々とし元気に営業中。大阪はこんなに人いないよな、店も閉まってるよなと思ってしまう。
なってるハウス合羽橋筋からちょっと入ったところにあって、とてもライブハウスの立地じゃない。お客さんも僕が入った時には5人しかいない。今夜の渋さチビズは不破大輔、立花秀輝、広沢リマ哲、磯部潤、そして予定外の山口コーイチ。結果的に山口さんが入ってたのが良かった。幅が広がるし。演奏は、リマ哲さんの落ち着いたtsと立花さんのクレイジーなasの相性があまりピンと来ず、不完全燃焼か。僕としては立花さんをセンターに据えてもらうか、リマ哲さん中心なら立花さんじゃなくて別のホーンを入れるとか。でも最後のええじゃないかは割と良かった。インターバル挟んで丸2時間で10時半終演。最終的にお客さんは8人、うち美女1人とあとはむっさいおっさんばっか。神戸ビッグアップルより少し広いお店だが、まあこんなもんか。終わった後、懸案だった立花さんのASS「」を購入。2500円。サインしてくださいとか言えるタイプじゃないのでさっさと帰りました。
途中、鬼子母神を見かける。あ、恐れ入谷の鬼子母神だと思って参拝。ここなんだ。そして駅の近くに東京キネマ倶楽部を発見。ここなんだ。ちょうどEGO-WRAPPIN'が終わったとこだったらしい。今日なんだ。
なんとなく名残惜しいので駅周りをちょっとうろうろしてたら、小さな小さな公園を見つけた。小さなベンチに腰掛けて余韻にひたる。公園の横は線路で電車が通ってゆく。11時前だが気温はそこそこあり過ごしやすい。遠くにざわめきも聞こえる。なんか、東京も悪くないな、サラリーマンも悪くないな、と、ふと思った。
秋葉原で乗り換えて新宿に行き、バスに乗り込む。席は事前指定だったらしく、早めにいく必要はなかったようだが、まあしょうがない。3列のうち独立シートにあたってたのはラッキーだった。