怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

アジアごはん麦酒食堂で昼食。路地奥という立地、チープさ全開の外観、さらにチープな店内、天井からぶらさがるビール缶、ブラウン管TVで流れるタイかどっかのドラマ(字幕なし)。一皿に雑に盛られたご飯、歯みがきコップに入った水、そしてタイ米。現地感(行ったことないけど)あふれる店。味以前に、この雰囲気に価値がある。妻を連れて行ったらどうなるだろ。喜ぶか怒り出すか、非常に難しい。
ちなみに、このとき僕の次の次に来てた人(外のテーブルで食べてた)が食べログに感想を書いてた。バンブルビーでも一度そういうことがあった。別に顔は覚えてないけどさ。
横溝正史「悪魔の寵児」読了。エログロは十分、岡山の田舎を舞台にしたような黄昏時の雰囲気はあまりない。ある程度ご都合主義の要素はあるが、推理小説としての出来はよい。実相寺昭雄あたりに監督させたらおもしろい作品になったろうに。金田一耕助の役に立たなさが印象的。