怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

やさしい夜

朝から宝塚のブックオフに行ったがなにもなし。行きはゆるい上りなのできつかったが、帰りはあっさり。さほどの傾斜はないのだが、結構違うものだ。お昼はさとで日替わり。接客が丁寧で申し訳なくなる。前からちょっとだけ気になっていたMILI MILI MEAというシュークリーム屋でシュークリームを2つ。エクレアも少し気になったが、最初はオーソドックスに攻めたい。味はオーソドックスにおいしかったけど、160円という値段はどうだろう。
昼から「真木栗ノ穴」を見る。西島秀俊の演技もさることながわ、脇役もみないい演技を見せている。木下あゆ美しかり、粟田麗しかり、キムラ緑子しかり。ストーリーとしては整理しにくい部分があるが、そこは変に整合性をつけずに感覚的に受け入れてしまえばいいのだろう。良い映画だった。
夜、岡本のミドリカフェにて園部信教のライブ。予想に反して2時間程度の長丁場、しかもmojocoの曲は多くなく、ソロのあまり聞いたことのないものが多かった。ライブは弾き語りなのでやや起伏に乏しく、やはり相方の存在は大きかったのだなと思った。だが、どんな曲でも、それが担当者に不評だった曲でも、園部君のあの声で歌われるとすべてが名曲に聞こえる。もちろんいい曲なのだが、やはりあの声は代えがたい。最終盤、照明をおとしてやったのが素晴らしく、最初からこれでやってくれればもっとよかったのに。ステージの照明がなくたって、音楽が強く深く伝わることの方がずっと大事だと思う。園部君もお客さんとの距離が近い云々と言っていたけれど、それは物理的な距離ではなく、明るいせいでやりにくかったのではないかと思った。でも水のこぽこぽいう音や、ステージのうしろのガラスの向こうに人が歩いて行くのが見えるのがおもしろい効果をあげていて、照明以外はよい会場だった。絵はがきとおまけCD-Rのセットを妻が購入。お客さんはほとんど女性。ドリンクのワインがなかなかおいしかった。ジャンカルドで出してもいいレベル。
終わったあとはジャンカルドに行く心づもりだったが、予想外に遅くなったのと妻が金銭面で不満を漏らしたのでこっちもむくれて帰宅。何も食べずにベッドに入ったらあっさり眠りについた。