怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

まさかまさかでもう一度にっこうに行くことができた。雨だったが、土砂降りではないし、そんなことではひるんでいられない。
今日は鶏白湯のマー油。結局マー油がおいしいんだな、とも思うけれど、今日のスープはよくできていたと思う。マー油だから欠点が目立たなかったのかもしれないけど。麺が変わったとのことで、少々違和感があった。前のほうが良かったようにも思うけれど、悪くなったと言い切る自信はない。麺で言うならつけ麺がどう変わったかのほうが興味ある。あっちは本当に麺の良さが光ってたし。店を出るとき、「いつもありがとうございます」と言われたが、覚えられてるんだろうか。数えてみると7度目(塩、日香、マー油、つけ、塩、つけ、今回)だしなんと月1ペースだからありえなくもないし、接客はがんばってると思うし。でも、本当にこれで最後だと思う。最後だと思ってスープもいつもより多めに飲んだら、塩分多すぎで気持ち悪くなった。体に悪いものはおいしいというが、それも度を過ぎなければの話だと思う。
がんこで定食食べてかつおの遊び場へ向かう。心斎橋筋は人が多く、特にアジアの観光客が目立つ。初めて行ったかつおの遊び場は小さな古いバーだった。20席から30席とか移転1周年とかいう言葉でもう少し大きく新しいのを想像していた。ほかのお客さん(と出演者)の距離が近すぎて落ち着かない。周りの人らと積極的に話せる人はいいだろうが、僕のような性格だと緊張してしまう。豊川さんがいないなと思ったらすぐ横にいたし。
最初はアイネ。音感があやしいのかそういう曲調なのかわからない。次が武士(たけし)。ビジュアル系に近いイメージ。でもこういうのが普通だとも思う。3番目が豊川座敷。曲名不明、空は今日も曇り、猫と僕、うそつきのうた、少女の名前。何回聞いてもいい曲だ。他の出演者たちとは質が全然違う。ほかが音楽を目指しているのだとすれば、豊川座敷は自分自身を目指しているのだと思う。ほかのひとにカバーなんてされない、してはいけない歌だ。その次がサフラン。うまいんだけど、時間がなくなったので最後のあたりで店を出た。てふてふを聞けなかったことと、投げ銭できなかったのが心残り。まあまた次があるさ。あるのかな。そんなこと思ってはいけないのかな。
うそつきのうたのとき、MCで「光熱費とか携帯とか滞納してつきあって2日目の子にお金を借りて払って残ったのでそのお金で前の彼女と飲みに行ってそれがばれて殴られた時に作った曲です」って、最低すぎる。笑った。もうちょっとヘビーな背景を想像していたんだが、アーティストってすごいね。
雨の中なんば駅に向かう。夜のきらびやかな宗右衛門町を歩くのをイメージしていたけどあいにくの雨なので全然目の保養はない。
淀屋橋で間一髪特急に乗り遅れた上に次の特急が人身事故の影響で出発が遅れるという災難。やきもきしながら丸太町で降りると、大荷物を抱えた女の人がかなり急いで同じ方向に歩いていき、METROに飛びこんでいった。出演者か荷物運びだったのだろう。
12時前にetwに着いたがまだ開場していなくって列ができてた。「ツジコノリコ 真夜中の上映会とミニライブ」結局30分遅れでスタート。「砂、そしてミニハワイ」「sun」ともに難解。特に「sun」は字幕が見づらいというより見えないので、もう何がなんだかわからず、しかも深夜なので眠くなってしまった。「砂、そしてミニハワイ」は意味はわからないけれども、音に映像をつけているような感覚があった。普通映像に効果音や音楽をつけるのとは逆。そこが新鮮に思った。テクニックとか洗練とかでいえばsunのほうがいいんだろうけど、砂とミニハワイのほうが何かが伝わってくる感じがした。
Tシャツとエコバッグを売っており、エコバッグはまず使わないし似合わないのでTシャツを買った。文字色は青がいいなと思ってたらそれだとボディが白になるし黒ボディだと文字色が茶色だしで悩んでいたが、なんだ黒ボディに青文字もあるんですね。後ろに来ていたツジコノリコさんが「青、似合うと思う」と言ってくれたので決定。辻子さんのお見立てってことで、そういうストーリーをつけられるってうれしいな。
ミニライブは30分以上やってくれた。アンコールがありそでなさそな感じだったので辻子さんが戸惑ってたのがかわいかった。最初の「命短し恋せよ乙女」がすごく良かった。3時半て熟睡しているはずの時間だからすごく眠かったけど、行ってよかった。最後に辻子さんにアップリケ?もしてもらって、ほんと満足です。サインもしてもらえば良かったと思ったけど、もう頭が動いてなかったからね。
今日は、っていうか27日にまたがってるけど、豊川座敷とTUJIKO NORIKOという二人の大好きなアーティストを聞くことができて、満足というかお腹いっぱいの一日だった。毎日こんなだといいな。死ぬか。