怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

人生を謳歌するってなんだろう。

これは日記なのだから、毎日あったこと、思ったことをできるだけその通りに書こうと思っている。
ただ、思ったことを書くとなると、時にはいろいろ問題も出てくる。僕は聖人ではないから、他人にとって不愉快なこともたくさん考えるからだ。もちろん自分にとっても。
もちろん非公開にすればそういう問題はないのはわかっている。それをしないのは、結局のところ自分の小さな自己顕示欲なのだろう。
もう7年近く前になるが、このまま死んでしまうかもしれないという状態になったとき、一番自分の心にのしかかってきたのは「あれしたい」「これ食べたい」ではなく、自分がこのまま消えていって、人の記憶からも薄れてしまって、自分がここにいたということが何の痕跡も残さないのだということだった。同室の大工さんは自分が建てた家を窓から見ていたが、それは本当にうらやましいことだった。例えば初恋の嵐の西山君は亡くなっても多くの人に惜しまれ、CDは今も僕の部屋にあって素晴らしい音楽を歌っている。早世は残念だったが、そのことだけで西山君の25年の生涯は素晴らしかったと思う。
そんな僕の自己主張が時には人をつらくしてしまうとしても、僕は結局悪癖をやめることができず、今日も公開で思いを綴る。
僕は人を傷つけながら生きていくし、人に傷つけられて日々をすごす。そんな傷こそが生きるということの本当の意味なのかもしれない。


ただ、書く前にもう少し考えないといけないな。もう少し。