怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

再読

雑煮その他をいただく。お昼にかれいの一夜干しなどをいただく。かれいもおいしかったがごはんもおいしい。
箱根駅伝を見終わって、シーモールでお土産を持たされる。あちらのお母さんはいろいろしてくれるのはありがたいのだが、基本的に放っておかれる方が居心地がいいもので、それを無理して合わせているのも限界が近づき、態度が悪くなってしまう。人間の幅が狭すぎるなあ。後でそう思うくらいなら、その時になぜ我慢できないのか。いつまでたっても俺ってやつは。
一人JRとバスで帰宅。
夜、姉一家妹一家が来て手巻き寿司。ほどほどのタイミングで避難。義兄はもう慣れたろうが、義弟は気づまりだろうな、と思う。僕が妻の実家で神経をすり減らしているといっても、これよりはずっとましなのだと痛感。
自室で澁澤龍彦初期小説集を読了。ほとんどは既読であるが、全く記憶にない。最初期のものなんて稲垣足穂歩丸出しだなあ、なんて以前も思ったのだろうか。それとも今頃気づいたのだろうか。読んだのはたぶん10年以上前のこと、ひょっとすると20年前だから、当時の読解力では字を追うだけだったかもしれない。犬狼都市のeroticなシーンは凡百の官能小説に優るが、それも読めていなかったのかな。