怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

期待を超える

はじめてちく満なるところに行ってみた。まず外観が異様。西側から見ると、古い日本家屋の5階建てくらいのビルがくっついているというのが異様だし、そのビルがねじくれて継ぎ足したような形状をしているのも異様。客商売をやっているところであの外観はちょっとない。
中に入っても、製粉機がガチャゴチャ動いている横を通って広い座敷に通るわけで、雰囲気がいいんだか悪いんだかわからないという、これは僕としてはいい雰囲気である。座敷はたかせの本館に似ている。で、肝心のそばであるが、つけつゆがうまい。そばはでろろんとのびきってしまっているが、それがだしを吸い込むからまたいいんだろう。正直800円とられるのは納得いかないが、ファンがいるのはわからなくもない。でも、また行くかといわれると微妙。あの雰囲気込みでなら行ってもいいかなあ、とは思う。
続いて堺ツアー第二弾はもう何度目かのかん袋。平日の昼はお客さんも少なくのんびりしている。寒いのにみんな氷入り。僕も当然氷入り。うまい。お土産も含めると1200円近くいってしまうが、まあしょうがねえやと思う。
買って帰ったくるみ餅は妻に大好評であったが、氷なしで食べるのはなんだかさみしい。妻は甘ければ満足だから氷はいらないそうだが。
夜、昨日買った遠藤賢司の「君にふにゃふにゃ」を聞いたが、これがすごくいい。えてしてこうしたベテランの新譜は、過去の作品を超えてないのが普通で、僕もサインをもらうために買ったけれども期待はしていなかった。しかし、どうしてどうして。さすがエンケン。すごくいいアルバムだ。これだけのものを作って、売れないのはへこむよな。でも、負けずにまた作ってほしい。エンケンは全然衰えていないんだから。