久々のBIG CAT

GSGPが始まるまで少し時間があるので、ハンキーパンキー、アセンス、スタンダードブックストアをハシゴ。アセンスに幻想美術館が残っているのを発見。買おうかな。古本屋でも見かけないし、そもそもあっても定価とそんなに変わらない。アセンスにもスタンダードブックストアにもヘンリー・ダーガーの本があり、どうやらアール・ブリュット（ダーガー限定かも）の波が来ているような気がする。ABCコレクションで見て、確かに良かったのだけれど、画集を買って鑑賞するのは何かちょっと違う気がする。それよりも、ダーガーの部屋の写真集のほうが興味引かれるような。
それにしても、スタンダードブックストアってどうなんだろ。この広さと客数と、何より置いているのが飛ぶように売れるとは思えないものが中心だし。頑張って欲しいけど、とか言うなら買えよってことだけど。でもアート系は、欲しいものを買い始めたら破産します。
で、GSGP。
ポッキーのCMが流されるのは仕方ないと我慢しよう。この顔ぶれで3000円はグリコのおかげ。楽屋訪問は、意外に面白かった。早川和余というFM802の人がやっていたが、なかなか感じが良い。
最初が、髭。新旧取り混ぜての選曲だけど、盛り上がるのはやっぱり古い曲かなあ。ナルシスト全開のMC以外はよかった。前にみやこ音楽祭で見たときはそこまでのことはない、普通の人だったような。
スチャダラパーは、観客のノリの悪さもあって不完全燃焼。正直、この顔ぶれで一番やりにくいのはスチャダラパーだよなあ。それでも結構楽しかった。最後、アニが投げたTシャツが近くまで来たんだけど、取れなかった。もっと手前で落ちるかと思ったけど、結構飛ぶもんだ。
フラワーカンパニーズ。迫力の演奏。ソウルフラワーもいいけど、フラカンの熱さは賞賛に値する。中川はもうちょっとしんどいとか言うのを控えてくれ。あと、歌詞がいい。楽屋訪問でも垣間見れたけど、鈴木くんは普段からやはりネガティブ人間っぽい。ロックバンドのフロントマンとしては本来マイナスなんだろけど、その資質があの歌詞を生みだすんだろう。「冬の匂いが好き。肩をすぼめ歩く感じが好き。」