怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

読むのはいつ

朝から粉浜に行く。もうずいぶん前に行ったことがあるはずだが、何の用で行ったのかはっきり覚えていない。ずいぶん暑い日だったような気がする。そのときに、駅の近くに天牛書店があって古本を物色したような覚えがある。今日も天牛書店はあった。記憶しているようなたたずまいで。天牛書店は収穫のあるときとないときは比較的はっきりしている。今日は良いほうの日で、和辻哲郎「古寺巡礼改訂版」(旧仮名遣い!)、村上春樹東京奇譚集」、永井荷風ふらんす物語」、河野多恵子「不意の声」をそれぞれ250円で手に入れた。どれも割合に安いと思う。特に「古寺巡礼」などは探せば手に入るのだろうが、こういう巡り会わせで書庫に収まるのはうれしい。鞄におさめるのはちょっと苦労したけれど。
昼食はいろいろ思案したがあっさりした和食がよいという欲求によりがんこの回転寿司で上にぎり定食となった。いままで入る気になったことは無い店だが、よく考えるとがんこは寿司屋なのだからそれなりの期待は出来るはずだ。結論から言うと、特別良いわけでもないが値段には見合った質だった。特にあなごはふっくらとしてうまかった。少々量が物足りずに鰯(168円)を追加したが、それでも1000円に収まるのだから悪くない。ただ、1000円クラスのランチとしては回転寿司特有のチープさに不満がある。いや、我侭はよそう。