怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

自分を高める

国立国際美術館にてシンポジウム「映像と絵画」に参加。その前にダイビルに寄り、写真を撮る。土曜日とあって人は少なく、撮りやすい環境であった。ホールの造形が見事。古いが立派に現役のオフィスビルである。こんなところで仕事をしたいものだ。
国立国際美術館に行くと、なんとシンポジウムは定員に達したとのこと。予想外。ただ、モニターで見ることは出来るとのことでしかたなくそちらで参加することにする。
最初は通り一遍の話で、とくにやなぎみわ氏は作家ではあるがパネリストが本業ではなく、そういう意味でやや浮いていた。ただ、話が進んでくると興味深い話も飛び出した。最近の現代美術作品が映像ものが増えていること、初期のビデオアートが逆に衰退していること、展示方法による作品の一種のリメイク、作家とキュレーターとのかかわり、動くことへの必然性と違和感、などなど。やなぎみわ氏が、「手法への違和感、手触りのようなものがあることに作家としての内然性がある」といった意味のことを言っていたのが興味深かった。有意義な2時間であった。
帰途、回数券を購入。明日はodonaのマグカップをもらいに行こうと思う。