怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

やしろ

静謐な境内

住吉大社の近くで用事があった。さすがに古い神社の近くだけあって歴史のありそうな店がちらほらと目に付く。住吉大社に最初に行ったのは小学生くらいのころ、さんふらわあに乗っての家族旅行だったと思うが、さすがに細かな記憶はない。夏のことでずいぶん暑く、観光気分が高まらなかったせいかもしれない。二度目はもう5年以上前か、住吉大社の裏側のほうで用事があり、少し立ち寄ったはずだ。このときは時間が無かったか疲れていたかで裏側からのぞいた程度だったと思う。これもほとんど記憶に残っていない。今回は住吉大社駅のほうからきちんと参道を歩いて本殿に向かった。有名な太鼓橋をしっかりと渡り(結構危ない)、手を清めて参拝した。社は四つある。それぞれに祭神が違うのか、理由はわからない。建物はどれも立派で金箔の張られた壁画のところも惜しげもなくさらしてある。清潔で、簡素で、開放的で、あるべき神社の姿をしている。平日の昼間だというのに数人は人がいて、熱心に詣でている姿もある。初詣の人ごみの中ではありがたさも中くらいだが、こうした静かな中ではきちんとお参りができる。今日も時間があるわけではないのであちこち巡りはしなかったが、それはそれでいい。神社なんだから。
昼食は、迷ったが別館牡丹園にした。飲茶ランチが復活していたので注文。2時過ぎだがそれでも客はちらほらといる。味はもちろんおいしいが、抜きんでているとも言えない。だが前回の雪辱を晴らせて何より。