いつかきっと

朝10時の新快速で彦根に向かう。本当なら9時半に乗りたかったところだが、ぐずぐずしているうちに間に合わなくなった。しかし後で考えれば、45分のに乗って京都で一度改札を出る手もあったのだ。どのみち京都まで立っていたことを思えば、多少なりとも節約できる方向に切り替えてもよかったのだ。
河瀬には11時24分に到着。目的地についてカメラを取り出すと電池切れ。出る前に予備の電池を持っていこうかという思いが一瞬浮かんだが、あれが正解だったのだ。悔やまれる。
早足で往復すると所要時間は約50分。もう少し見てまわる時間が取れるわけで、運動にもなる。次も心がけよう。
京都に到着、駅周辺の店はどこも行列か、でなければ気の乗らないところになる。仕方なく四条まで歩く。烏丸通の一本東の通りを北上する。今まで通ったことのない道だ。裏通りはところどころにまだ京都らしい雰囲気のあるところがある。途中、「板前洋食彌生」という店を発見。長年遣っている風情で、シンプルで清潔な雰囲気をただよわせている。値段も何も書いていないので非常に入りにくいが、それで商売が成り立っているということはきっと良い店なのだろう。しかし入りにくい。
途中の薬師さんでお参り。向かいに薬師湯というお風呂屋さんがある。何かふらっと入りたくなるのは名前のせいか、雰囲気のせいか。もちろんまだ営業してないのだけれど。
市場の少し手前に洋食TOYOがある。レトロな店構え。まあ悪くないんだが、もう数件見て歩く。結局ずっと以前にMさんと来た事のある「市場小路」に入る。しかし味も何も、以前来たときの記憶と違い、非常に残念。これならTOYOに行っておくべきだった。次はリベンジだ。
そのまま北上しpoco a pocoにてBonnie Pink「Let Go」初回盤絵葉書付を693円で獲得。初回盤ならまあ安いんでないか。RF「Views Of Distant Towns」を1470円で獲得。安いわけではないが、まあめったに見つからないし。帰宅後ジャケ破損に気づいたのが残念だったけど。
その後BEAMSに寄り、DRAKESのマフラーが残っていたのでいいかなあなどと思ったが、やっぱダージリン・デイズを見てみるかということで却下。でもあれは悪くなかった。11340円だし。
三条を東に進み、JET SETへ。エレベーターの中で20代女性に「J-Pop」って6Fでしたっけ？」と声をかけられる。とっさに「5Fだったような・・・ような・・・」と返事してしまったが、完全に不正解で6Fでした。嘘を教えてごめんなさい。悪気はなかったんです。会うとすごく気まずいかもと思い早々に店を後にする。こういうきっかけを利用する人も世の中いるんだろうなあ。
古本屋、中古CD屋を数店まわり、阪急で帰阪。
E-MAに行くが今更良いものがあるわけでもなく、ダージリン・デイズは恐ろしく商品が少なくなっていて、ひそかに検討していた折り畳み傘も消えている。マフラーもなし。あなおそろしや。店員には別に覚えられていなかったようだ。多分。