怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

先日買ったZegnaのネクタイをしめる。さすがに光り輝いて見える。やっぱりいいものは違うんだなあ、などと思っていると妻が写真を撮ると言い出した。朝の忙しいときではあるが、母が喜ぶならと撮ってもらい、メールで送った。後で聞くと喜んでいたらしい。
夕方から京都。北大路に向かい、少しL.L.Beanを覘く。久しぶりに見ると、なんだか汚い色してるなあというのが正直な感想。先日の社内旅行を思い起こさせ、げんなりする。以前は少しはファッション性があると思っていたのだが、あれは間違いだったのだろうか。
仕事の後竹濱義春にて洛北黒白2つづつ。ちょうどおばあちゃんがでてきたので用意してもらいながら世間話「寒いですなあ」「寒いですねえ、これから本番ですね」「本番やねえ」とかいう他愛無い会話だが、ひっそりとした和菓子屋でおばあちゃんとそんな会話をしているということが気持ちいい。こういう気分はデパートの売り場では決して味わえないだろう。
四条河原町SHIPSに立ち寄ってみるが見るべきものは何もない。まあそんなものか。これでマルセルラサンスの望みは絶たれたわけだ。その後寺町通から三条を経由して河原町通まで一周し、途中の古本屋・中古CD屋に寄る。収穫無し。やなぎみわの写真集があるかなあなどと思っていたのだが無理だった。こういうのはやはりご主人に声をかけるべきなのだろうか。そういうのができないタイプってつらい。にしても、先日福岡の入江書店で2300円でみかけたプライスコレクションの図録、河原町からちょっと入ったところにある美術書専門店では4500円である。約2倍。これではおそろしくてうっかり聞けない。
帰宅後妻と洛北の白を食べる。2回目なのだが妻は覚えていないらしい。前回はさほど気に入らなかったのが今回喜んでいるのはどうしたことだろう。不思議である。