怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

愉しむ

国谷隆志展

朝から大阪府立現代美術センターにでかけ、国谷隆志展を見る。場所は知っていたが入ったのは初めてだ。展示室が2つに分かれているのはいいとして、それが別の建物にあるのはどういうことだ。同じ建物ではいけないのか。展示を見て、それからロビーに出てエレベーターで移動してまた展示を見るという動きに必然性はあるのか。あきれた話だが無料なので文句は言わない。そのうえずいぶん立派なカタログまでもらった。大阪府民の税金である。ありがとう。しかし、それでいいのか。展示はわずかに3点と拍子抜けするが、しかし中身はいい。別世界の空間に身をおいて心を空っぽにすることができる。それもこれも人がいないおかげであるが。こういうものならまた何かのときに行ってみよう。
その後歩いて本町方面に向かう。このあたりもマンションが増えたとはいえ、歩いている人はまばらで車も少ない。店も大抵閉まっている。荒涼とした風景の中を美術展のカタログを小脇に抱えて歩いていくのは気分のいいものだ。
久しぶりにvodacoaへ。土曜なので閉まっているかもしれないと思ったがそんなことはないどころか客入りも十分。まあおいしいからね。おかげでカウンターに通されてしまった。ランチは要するにハンバーグなのだがそこはvodacoaなのでひねりのきいた一品に仕上がっている。なにか機会があったら夜コースでも堪能したいものだ。
夕食は鴨鍋。めんつゆを使った鍋スープはいまひとつだが、鴨もつみれもうまい。鴨もつみれも高かったけど、1000円でこれなら十分。