怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

堂々と

近くの家が本格的に取り壊されはじめた。庭は残して建て替えかと希望を持っていたのも虚しく、植木は刈られて無残な有様になった。
住んでいたおばあちゃんが頻繁に庭師を呼んでいつもきれいにしていた庭だった。引っ越す前にも呼んでいたように記憶しているが、あれは最後の道楽だったのだろうか。今は大きな家が建っても手入れを嫌って庭らしい庭のない家が多いなか、外目からも立派なこの家は、近所の人たち皆に好かれていたと思う。
ニッセイ経由の情報によるとあそこには3軒の家が建つそうだ。仕方のない変化かもしれない。他人のことを言える立場ではないかもしれない。しかし、それを嫌だと思うこの感性は胸を張ってもいいのではないかと思う。