怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

変わらない

枚方の高田というところに来た。実に6年ぶり。別に何があるわけでもない、落ち着いた住宅地にまた来ることがあるとは思っていなかった。のんびりしていて、独特の味わいがある。独特といっても、よくある独特なのだが。子供が自転車で暴走しているとおっちゃんやおばちゃんが注意する光景が気持ちいい。以前はこのあたりに古本屋があったような、と思ったところにはなく、おそらく閉店したのだろう。変わらないようで少しずつは変わっているのだ。
香里園の駅北を歩く。駅前は再開発で人間味が失われたようだが少し進むと昔の通りの香里園。「めし・さけ」の看板の中、昔ながらの一膳飯屋風の店で絵に描いたように労働者が憩っている。通りを横に入ったところに王将がある。こんな目立たない、行き止まりの道で営業しているからには味は期待できるのかなあと覗いてみると5時過ぎという時間帯ながら数人客がいる。さいぜんから空腹感がつのっていたこともあり、ミックス定食を注文。640円。量は多いし、唐揚も春巻きもまずまずの味。これだけで判断はできないが、少なくとも武庫之荘店よりはマシなようだ。もっとも、水は臭みがあって閉口したけれども。