怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

裏山

夕方、異常な空腹感をおぼえる。
いわゆる「ひだるがみがつく」というものだ。思い当たるような原因がないのだから怪異とするのも無理はあるまい。現代はたとえ東近江に一人でいたところで飢え死にするようなことはないが、昔は山中でひだるがみに襲われたら生命の危険を感じるものだろう。危険と隣り合わせの生というものを時にはうらやましく感じることもある。