怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

7時ちょうどにシャングリラに着くべく向かっていると、あるべきはずの地下道がなく一瞬どうしようと思ってしまったがどうやら今は地上を通るようになっているらしい。いつの間に。
今まで気がつかなかったのだけれど、シャングリラの手前には掘っ立て小屋のような立ち飲み屋とかレトロというよりタイムスリップしてきたような喫茶店兼食堂があったりするんですね。ディープだ。
モーモールルギャバンオープニングアクトだから7時に始まるはずだと思っていたらそんなことはなく少し待たされる。この時間が嫌だ。集団で来ている若者どもに混じるおっさん。居心地が良かろうはずはない。
モーモールルギャバン南海キャンディーズの山ちゃん系なDs&Voがひたすら不思議系を強調していて駄目。へんてこなのは曲だけにして、あとはおおむね普通にやったほうがずっといいと思う。
ははの気まぐれは始まった瞬間耳を疑う。3年ちょっと前に見て以来だから成長しているのはおかしくないのだが、レベルが数段向上している。特にDs。2曲目の延々インストのあたりでは上手いを通り越して風格すらあるグルーブ。正直言ってゆらゆら帝国のゆるいヴァージョンのようなバンドというイメージもあったのだが、もうそういう認識はおかしいな。短くて残念。
ズボンズが始まる前BGMのビーチボーイズを聞きながら場内をつらつら眺めてみると結構お年を召した、というか30台の方もちらほら。ちょっと安心するとともに、みなさんそれなりに居心地悪そうなのが可笑しい。
ズボンズは、ありえないテンションでありえない盛り上がり。ズボンズはこれで5回目、とはいえライブハウスで見たのはもう3年ちょっとぶりだけれども、たぶん過去最高の良さ。叫びまくって踊りまくって手を振りまくったのは久しぶりだ。体力の限界を感じて、アンコールは正直ありがた迷惑というか、バラードで良かったんですが。これだけのライブでチケットは2500円、観客は200人いないというのもさびしいものがある。
10時過ぎ終演、吉野家豚丼を食べて帰るとなぜか妻が夕食を作っていた。話が違う。