ずれと落差

父に連れられ妹の見舞いに行く。新しい病院ですごしやすそうだが病気は病気である。病因に足を踏み入れるのは、自分が入院していたころを思い出し、そしてこれからの入院生活（多分必ずあるだろう）を想像させるのであまり好ましくは無い。しかし思ったより元気そうで何より。退院は早いだろう。
帰途、北九州プリンスホテルで昼食。中華風のスープとハンバーグシチューという妙なとりあわせ。壁紙に錆が浮き出しているなど雰囲気も悪く、到底好き好んで来るようなところには思えない。ここの所得水準で1160円という価格にこの内容では客がいる方が不思議だ。
永犬丸で下ろしてもらい、徒歩でゲオに寄る。収穫無し。龍には列ができている。いつのまにやら人気店だ。それでもなお店は相変わらずというところに好感が持てる。
三ヶ森の商店街を通る。松の内とはいえ営業していない店が目立つ。昔のままやっているところはあまりないように思える。ここは本屋でコロコロコミック創刊号を立ち読みした、ここにあったパンの木ポポロが人気店だった、電器屋があった、玩具屋があった、市場があっててんぷらを食べさせてもらうのが楽しみだった、この横にくろがね饅頭のお店があった、エトセトラ、エトセトラ。