ほんの、ちょっとした

歩いていてふと手袋を落としていることに気がついた。何のきっかけがあるわけでもなく、ふと。こういう「ふと」にいったいどういう仕掛けがあるのだろうか。
1000円の手袋なので是が非でもという気持ちはないものの、落としたところの見当はつくのでひきかえす。案の定道端に落ちているな、と見つけた瞬間、制服姿の女子高生が手袋の端っこを踏んで通り過ぎた。
夜、立花で仕事を終え、ひさしぶりに岩田書店に寄る。いつみても案外な品揃えだが、常連の読書家から仕入れているのだろうか。集英社新書の「退屈の小さな哲学」を280円で購入。衝動買いしてしまう店というのはいつだって気に入った店だ。
立花から徒歩で帰宅。
夕食はお好み焼きだったので、プラハで買ったビールを開ける。すっきりとした飲み心地。就寝前にサンプルでもらったウコンの力を飲んでみる。どういう効能があるのだろうか。