怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

花火

kikotsu2006-08-26

伊丹市花火大会は2年ぶりだ。前回はつかしんに車を停めてそこから歩いた。今回は電車と無料バスの組み合わせが最初に思い浮かんだのだが、バスといっても結構混むだろうし、だったら車で、ということでダイヤモンドシティテラスに向かった。5時45分に着いたのだが、案外空いている。同じ目的の車がわんさか集合しているかと思っていたのだが、読みが外れたらしい。だが最低5000円以上の買い物をしなければ駐車場代がかかってしまうのでぐずぐずしていられない。まずはユニクロでキャリーカートを偵察。4725円の品がなんと1990円に値引き中。物はしっかりしていて、半額以下なら間違いなく買いだろうとは思ったが、念のためコムサも偵察。同じくらいのサイズで1260円というのはあるが、つくりはいかにも安い。歴然と違う。つくりが同じ程度のものだともう5000円近いから、やっぱりユニクロの定価くらいだ。だったらユニクロで決まりということになったが、あと3010円が決まらない。決まらなければサプリでいいやという気持ちで、飲食用にアメリカンドッグなどを買い入れ、有岡のワークハウスに向かった。
ここでは例年古本市があり、1冊10円でしかも掘り出し物ありという知る人ぞ知る穴場である。今年は少し時間がなかったが、それでもサンリオ文庫の「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディック3」を発見。普通に買えば1000円はくだらない品だ。しかも状態がいい。ほかにアルフレド・ジャリの「超男性」や坂口安吾の文庫本、シェイクスピアの白水Uブックス版2冊などを購入。「超男性」はカバーが無いのが痛いが、しかし白水Uブックスではなく単行本だから一応掘り出し物といってもいいのかもしれない。
機嫌よく外へ出て、機嫌よく300円の缶ビールを買い3本200円の焼き鳥を買う。焼き立てでおいしい。花火会場のテキヤから高いものを買うより、ここでがんばっている皆さんの売り上げになったほうがいいに決まっている。こういう形で社会参加するのはとてもいいことだと思うし、実際皆さん生き生きしているように見える。
花火は、いつものことながらあまり豪華ではない。むしろ質素といってもいいくらいだが、今年は隣の家族がお母さんと一緒にトイレに行った娘が1人で勝手に戻ってきてあわてていたり、後ろの家族のおしゃまな娘さんがいちいち花火の感想をのたまったりしていて楽しめた。
終わった後、人ごみの中を急いでダイヤモンドシティに戻り、買い物を済ませ、といってもサプリがなかったので仕方なく高価な台所用品(シリコンの泡たて器1700円とチーズおろし735円)を購入。まあいいか。