怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

舞い上がり

おとといから7/9のモノノケチケットひきとりをメールでやりとりしていて、今日がその受け渡し日だ。向こうが掲示板に「7月9日の大阪でのライブ仕事の都合で行けなくなりました 誰か代わりに行きませんか? 3000円にて譲ります。」と書き込み、それに応じたのだった。いつもならライブのチケットは買っているはずだが今回は共演が桃梨というのがあまり気乗りがせず、欠席でもいいかと思いながらずるずるとしていたのだった。
3800円が3000円でもいいというのは言い換えればせめて3000円だけでも回収したいということで、何歳位の人かは知らないが、若い人だと3800円が無駄になるのは辛い。よくわかる。じゃあ役に立ってやろうじゃないのというつもりで応じたのだが、そうはいっても面倒だな、と少しばかり感じてはいたのだが、メールのやり取りをしていると感じのいい人だし、まぁこういうのも楽しいかと思えてきた。
その前にタワーレコード丸ビル店に行ってみる。HER SPACE HOLIDAYのCDはいくつかあることを確認。試聴機でBENEVENTO/RUSSO DUOの新作を試聴。・・・・うーん、前作のファンキーで狂躁的なビートはなく、ポップな仕上がり。あまり良い感じではない。EDIFICEにちょっと寄ってみるが特にこれといったものはない。もう18:40過ぎなので待ち合わせ場所の成城石井へ向かう。向こうはもう待っていてくれた。若い、20代の女の人だ。脇の人通りの少ないところで無事受け渡し完了。封筒に3800円入れていたら、3000円でいいです、と言ってくれたが、そうもいかない。今更引っ込める人もいるわけがないが、社交辞令としてもこういう一言はうれしい。受け渡しが終わってすぐ帰ろうかと思ったら少し話しかけてきてくれて、「京都は行くんですか」「いや仕事があるんでそこまでは、ほんとは桃梨よりふちがみとふなとの方が聞きたいんだけど」などと言いながら、それではまたどこかで会いましょう、と言って別れた。
考えると、若い女性と話したのは久しぶりだ。まして初対面の人と。もともと嫌人癖のある私にとっては、生涯のなかでも珍しい事例になってしまった。
別れた後も、喫茶店にでも誘うべきだったか、いやいや勘違いするなよ向こうは助かったうれしさで愛想良くしていただけで、いやでもひょっとしてその気が、んなわけないだろ鏡見ろ、と頭の中で問答を繰り返す。馬鹿ですね。
その後タワーレコード茶屋町店で、MERYLL「YOU'VE GOT COUSINS」2100円とHER SPACE HOLIDAY「HOME IS WHERE YOU HANG YOURSELF」1775円を購入。ポイントにより支払いは775円也。