怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

ストレス

古井由吉「聖耳」読了。最初はとまどったが、意味の容易につかみかねるふわふわした筆致がこの人の持ち味なのだろう。掴んでもするりと手の内から逃れ出る何かはぼんやりとしていてそれでいて妙にはっきりした感情を残してゆく。ただ、個人的には作者の個人的体験であろう病気の件が少し自分にも響いてきてあまり良い気分ではなかった。また少し頭の中をそっちのことに占領されてしまったようだ。
昼食はクロワッサンでパン3つ。紅茶生地にジャムを挟んだパンが美味。