怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

懐かしき中川無線

仕事で帝塚山へ。
さすがに立派な家が多い。新しい洒落たデザインの家も人目をひくが、古い建物を丁寧に使っているものもずいぶんある。つくりを見れば、年数こそたっているが当時は贅沢なつくりだったことがうかがえる。
街の様子が小奇麗だ。道端に自転車だの植木鉢だのを置いている家はない。生活感がないから小奇麗なのだろう。
こういうところには大抵美味い菓子屋があるものだが、よそ者にはよくわからないしいちいち捜し歩くのも面倒だ。事前に調べておけばよかっただろうか。
面白かったのは、南海の帝塚山駅で、ここには改札機が3台あるのだが、あまりにホームと改札口の横幅が狭いために、通常横に並んでいる改札機が縦に並んでいるのである。
高級住宅地の駅にはひっそりとした佇まいのものは少なくないが、ここまでのものは初めてだ。

帰りに日本橋に寄り、DISC PIERにて中古CD漁り。Ben&Jason「ten songs about you」¥1200、Optiganally Yours「Exclusively Talentmaker!」¥1500。どちらも相当マイナーな代物で、しかも長年探していたものなのだが、こんなところにあるというのは驚きだ。隠れた穴場なのかもしれないが、価格設定はやや高めのようだ。

日本橋に行くのは、安いCDRやインクを買うためか、中古CDのためだけだ。通りを流していて心が躍ることはもうとんとない。新婚電気用品をそろえるために行った10年前とは様変わりのおかしな街になってきた。ジャンク屋なんかの怪しさとは違う、何の魅力も無いただのおかしな街である。