他人の心の中の自分
昼食はマルビル地下のアルフィオ。
ここのパスタは正直味は今ひとつなのだが、サラダバーが充実しているので時々行っている。
レストランというのは、味や接客はいつ行っても大して変わらないが、隣の客だけは予測不可能だ。今日の隣席はサラリーマンとOL(どちらも年配)の四人連れであったが、こういうグループは大抵おしゃべりで声が大きい。たかだか950円のランチで雰囲気だなんだと言うわけにはいかないが、こういう客の隣はできれば避けたいものだ。案の定煙草も吸い始めるし、そのうえズルズル音をたててパスタを食べる。
私も音をたてずに食べるわけではないし、マナーも大して良くはない。しかし、音を出さないようにするという心配りがあるとないとでは全く違う、と思う。
今の自分が若いころ描いた理想の自分だとはまったく思わないが、しかし嫌いな将来像にははまらないようにやってきたつもりである。これからの自分がどうなっていくのかわからないが、隣席の人間が心の中で眉をひそめるような人間にはなってはいけない。
と言いながら、実は本人が気がついてないだけだったりするものだけれど。