怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

起きて早々に西院フェスへ。昨日と同じルートだが、阪急で少しトラブル。往生際の悪い自分というより不注意な自分だな。
朝の気配が残る春日幼稚園でドクロズから。早いイベントでも11時なんてなかなかないわけで、メンバーのテンションはどうなのかと思ったが、そこはドクロズなのでだらだらおしゃべりする感じがまたよい。今のメンバーになってからは初めてだけど、ギターのむうとんがカギになっていて、なかなかの布陣になっている。カナメミユキさんの美しさも記憶に残るが、むうとんの存在感も劣らない。最近ライブ行けてなかったが、やっぱり行かないと。
続いてザ・シックスブリッツ。少しだけ聞いて本殿のふちがみとふなとエマーソン北村に移動。ふちふなはもちろんよく知っているが、エマ北が入るとどういう音になるのかと思ったら、さすが。音量のちょうどよさも含めて、出しゃばらず消えずうまく波間に見えるようなキーボードが音に豊かさを出していて、3人でやる意味が見える。これはいい。ケニア遠征の計画があるとかでケニアの曲をやってたけど、それがまたいいんだな。原曲よりいいと確信させられる。
春日幼稚園でFLUID。これもベアーズ的なバンドで、見たのはずいぶん久しぶりだけど昔からこうだったかなと思う。なんだろうと集まってくれたご近所さんもしかめつらであった。
ここで小休止、西院をぶらぶら。暑い。暑さをしのぐには幼稚園にいればいいのだがそれも気詰まりだしと歩いてみたが暑い。喫茶店はどこも閉まってる。せっかく西院にきて大資本の店など入る気はしない。限界に達したところで駅前のFRONTへ。外観は新しいが中はそれなりの歴史を感じさせて悪くない。コーヒーを飲み、知らずうとうとし、涼んだおかげで相当回復した。この真夏に野外は辛いわ。
もうすぐうつみようこかなと思ったら全然押してて、ALKDOだった。まあでも悪くないし。
うつみようこはメスカリンのASSHOLEやカバーなど。選曲はサービス精神旺盛だし、あの声は健在で聞くとスッキリする。そろそろ時間なので帰ろうとしたとき、最後に日が陰ってきた時間帯でドクロズの3人を呼び込んでの「トンネル抜けて」。
最高だった。
急いで帰宅。この時間帯で西院からでは座れるはずがなくほぼ立ちっぱなしで梅田に着いた。
家で少し休んでMarthaでハシケン吉田省念のツーマン。時間ギリギリに入ったので注文を聞かれる間もなく始まった。
吉田省念はいつもの弾き語りだけど、多少のアウェイ感があるのか、比較的柔らかい選曲で、久しぶりに「小さな恋の物語」を聞けた。
そしてハシケン。ライブを見るのはもう数年ぶりになるけど、悶絶するほど巧かった。いやー、こんなにすさまじい人だったっけ?ギターもボーカルも、なにをやっても絶品。おそろしいくらいのインパクト。何度もライブ聞いた僕ですらそう思うんだから、初めてだったら虜になるのでは。凄いよ、この人は。またライブ行かなきゃ。
最後は蘇州夜曲などをセッション。セッション苦手な印象のある吉田省念だけど今日は雪辱戦だったかも。
マーサは先日聞いた話が酷すぎて、極力行きたくないイベントスペースになったけれども、まあでも今日のライブは行ってよかった。満員札止めになるべきライブだった。
妻も野球から帰ってきて悔しがってたが、知らんがな。