怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

Werwickの慣らし履きを開始。前回は座ってる間だけだったのでただキツいだけだったが、普通に履いて歩くと痛い痛い。まあ先々を考えてキツめのを選んでるからとはいえ、前途多難である。
それでも無事仕事を終え、帰ろうとしたとき、駅の下りエスカレーターで転倒。
特に急ぐほどのものではないのに、なんとなくエスカレーターをゆっくり歩いていたら、踵が引っかかったのか、前向きに倒れてしまった。あっと思ってる間にどんどんエスカレーターが迫ってきて、手を突こうにも突けない傾斜のせいでほぼ顔面から激突。とっさに顔をひねった程度だから、もちろんメガネは吹っ飛んだ。
体感的には、あっ!ああーっ!!ガーン!という一瞬で、痛いとかそういうことは考える時間もない。ただ倒れただけ。そしてエスカレーターの上を逆さまに滑り落ち、下まで行ってしまった。そんな中でも意識はしっかりしてて、メガネを拾い上げたりはしてるから大したものだ。といってもメガネはもう使い物にはならないくらい歪んでたけど。
親切な紳士とおばさんに助け起こされたようだが、なにしろ頭を強く打ってるので朦朧としてて、お世話になった人の顔はまるでわからない。後から来る人たちの大半は素通りして行った。顔から血をボタボタ流してるおっさんを助け起こして傍に動かして、駅員さんを呼んでくれた。本当に感謝しかない。意識はあるし、大怪我ではないにせよ、声をかけてくれるだけでどんなに心強いか。僕も以前階段から落ちた人の対応をしたことがあるけれど、その大事さを身を以て知った。朦朧としていても、コートに血が垂れるのを見て、「あっこれ大丈夫かなクリーニングが」なんて思ったりするから、つまらないところで余裕はある。
救急隊員が駆けつけてきたけど、結局階段を歩いて登ってすぐ近くの救急病院に1分で搬送されて歩いて診察室に入るという、救急かどうかよくわからないことをしたけど、先生が来て傷口を見ると「縫います」と言われ、結局十針縫ったからそれなりの大怪我ではあった。CTは異常なし。
それにしても夜の病院は久しぶりだったけど、いいものですね。僕は夜の病院が好きだ。
帰宅して妻に報告。あまり心配してくれないけど、物事に動じないのは長所なのでそのままでいてほしい。