怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

それぞれの在処

朝電話。意外と和やかに話す。どうなるかわからないが、ひとつ先に進んでほっとしたのも事実。今日も早朝覚醒だったが、明日はゆっくりできるかな。
夕方高円寺へ。会期が2日延びた天才ハイスクール解散展。
先にナオナカムラへ行き、孵化したウズラ4羽を見る。ごく小さな声で鳴くウズラがかわいいが、このあとどうするんだろうか。石井陽平の作品もじっくり見るとなかなかいい。
次にキタコレビル。タタラ・タラさんのパフォーマンスに驚き、毒山さんの映像に引き込まれる。キュンチョメの作品は縄跳びのシーンで思わず笑みが漏れ、縄を採取するシーンに見てはいけないものを見てしまった気にさせられる。縄跳びをしている人は、それがどんな縄かなど全く考えもしていないだろう。知っている僕でさえ、その最中は考えない。それが生命を断ち切った重い重い縄だということを。そんなこととは無関係にひとはリズムを刻み、朗らかに笑う。人間が生きるとはそういうことだ。
あっという間に1時間半もかかってしまうから充実した展示。作品も増えたようで、キャプションのないものもいくつか見かけた。
名残惜しく帰宅。
食後に送ってもらったみかんを食べる。