怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

その他の短編ズ in 立体ポエム

お昼は1年ぶりにコレドの平田牧場。前回に比べてご飯はまずまずうまく炊けてるし、トンカツの味も悪くない。ただ店員さんの所作や応対は素人レベルで、ちゃんと教育してるのかな、これ。先輩がきちんと教えていたらこんな無様なことはないと思うんだけど。客層がいいから誰も怒ったりしないんだろうな。
仕事をさっさと終えてアーツ千代田に走る。
なんとか開演直前にisland MEDIUMに到着。小さなギャラリーだからどうかなと思っていたら、案の定人が入りきれないくらいの状況だが、その他の短編ズのライブを聴くことができた。
今ちょうどここで森脇ひとみ「立体ポエム」展をやっており、その関係での無料ライブというわけ。森脇さんの作品は去年のアンデパンダンで見ていて、その時はどのように感じていいのか、いまひとつわかりにくくて咀嚼できなかった。だがここでこうして見ると、なるほどそういうことなのかとやっとわかった。まず「立体ポエム」というタイトルがいい。そう、これは人形劇の素材というより、立体のポエムなのだ。立ち上る感性がさまざまな物体に形を変えて睦みあう。特別な筋立てとか人形がというのではなく、小さな詩の集合体だ。なるほど、ギャラリストというのはそういうことを見抜いてくるからプロなのだなと感心した。
その立体ポエムに囲まれ、時に解説をし時に人形劇を交えながらの演奏で、これがまた素晴らしかった。その他の短編ズは音楽だけをとってもいいのだが、その音楽が森脇さんの作品世界と密接につながった、むしろ作品世界の一部門としてあるものだということが体で感じ取れた。
こうした場でライブができることは数少ないだろうから、今日は無理して来てよかったなと思った。無料なのでお礼かたがた、森脇さんのソロCDRを購入。
今日は板倉さんの誕生日だそうで、サプライズのケーキが差し入れられていたが、森脇さんが完全に忘れていたのが面白かった。
ギャラリーの方が飲み物を用意してくださっていたが、飲むとなると歓談という流れになってしまうので口にせず帰宅。まあちょっと淋しいですけど。
帰ったら夕食がエビカツ。