怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

難波まで行くついでに、心斎橋ブーンでサービス。金曜なのでビーフカツ。特においしいわけではないけれど、ここのB級感覚はなぜかひいきにしてしまう。
近鉄特急で松阪へ。田舎を走るので車窓風景も楽しみと思っていたが大半寝てしまう。なんとか温泉駅という山間の小さな駅に停まったり、その駅からニケや自由の女神の模造品が見えたり、伊勢中川駅の手前のあたりが妙にひなびた橋梁になっていたり。
松ヶ崎で降りたら、外人女性がドアに挟まれながらあわてて降りて来た。こんなとこで降りる用事あるのか、と思ったら、松阪と間違ったらしい。
用事を済ませて、さあ帰ろうと思ったら万代書店という看板を見つけた。そういえば数年前に来た時にもみつけて、同行者の手前知らん顔をしていたような記憶がある。看板から見るにリサイクル商品全般を扱っているらしく、CDや本専門ではないようだ。こういう田舎のロードサイド大型店は大抵一昔前の売れ筋がどっさりで値段も高い。でも今日を逃したら二度と来ないのは間違いないので、無駄足覚悟で行ってみた。中はめちゃくちゃ広く、しかも意外にもマニアックな商品もちらほら。オシリペンペンズとか、なかなかないよ。収穫は細野晴臣トリビュート1280円と原田知世「music&me」980円。あらかじめ決められた恋人たちへ「カラ」1480円も、あまり見かけることがないので迷ったが、やはり高すぎるので却下。しかしすごいよこの品揃えは。だれが売ってるんだ。で、この店は金券をガチャポンにしてる。1回1000円で、末等が1100円。つまり、会計1100円ごとに100円値引きみたいなものだ。5000円とかも出るとは書いてるが、まあ出ないね。出ないとわかっていても出たらどうしようとか夢想してしまうのだけれど。レジはいかにもギャルな女の子が爪だけは短くしてしっかり仕事してるのでその落差に好感を持った。
松ヶ崎の駅に着いたら、万代書店のレジで前後した女の子二人組も来ていて、同じ列車に乗った。不思議なこともあるもんだ。
伊勢中川で特急に乗り換えて帰阪。名張を通ったりしたのがちょっと懐かしかった。