怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

光と闇と

妻が戻ってくるのでベランダの掃除をして少しは働いたようにみせかける。幸い雨で掃除はしやすい。汚泥を手で触るのはおっくうだが、一度線を越えればどうということはない。でも久しぶりにナメクジを触ってしまったのは予想外だったが。おかげで少しはきれいになったが、またすぐに汚くなるだろう。
昼食はいくつか迷ったが結局ジャンカルド。連休最終日のせいだろうか、意外とお客さんも多くはなく、カウンター席を半分覚悟していたのにテーブル席に座ることができた。気分よくランチはトリッパのカツレツ、さらにパスタも追加してドルチェはプディーノ。鼻息が荒い。実はドルチェは別料金だったので1800円の散財になってしまい、小銭入れに入れている予備のお金がなければ所持金が足りないはめになるところだった。危ない危ない。
午後妻が帰宅、手羽先とスナックエンドウで夕食。楽しく過ごしたようだ。
金原ひとみ「オートフィクション」読了。自己との対話と苦闘をテーマにした作品は今までどおりだが、よく言えば洗練され悪く言えば軽い作品になっている。そもそも過去の作品も作者の意図とは別に読まれ方はオートフィクションであったはずで、それが本人には心外であったのかもしれないがそう読まれることによって評価があがった点もあるだろう。フィクションとして読まれたら、たとえば中年男性作家が同じものを書いたならどこまで評価されただろうか。そういう意味で、彼女のフィクション作品、特に三人称の作品に期待をしたい。