怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

朝から兵庫県立美術館へ。遠くからミカエルくんを見て、なんだか懐かしい気持ちになる。ゴッホで来るはずだったもんな。

入り口は少し制限されているようだったが、なんにせよ屋内より屋外のほうが安全だし建物内を歩く距離の短い南側玄関ルートにまわると閉鎖中。結局北側に戻って入るしかなかった。スタッフさんに、閉めるのはいいが無駄足踏まずに済むよう、閉鎖の掲示を増やせないか提案した。

今日の展示は「超・名品展」。コロナの影響で会期はわずか1週間。頑張って企画した展示を1週間だけでもやりたいという熱さよ。山積みのチラシに無念が籠る。正直なところ、この超・名品展という企画に特別に興味があったわけではなく、来たのは美術に飢えていたのと、兵庫県立美術館学芸員のレベルを信頼しているから。そこはやはり正解だった。

名品展といっても、誰もが知る名品がずらりと並んでるわけではない。そういう派手な展示ではない。その時代を象徴する名作佳作を、なぜこれが名品なのか位置付けするキャプションとともに見せてゆくという、まさに学芸員の力量を示す展示だ。だから、どの作品がよかったのなんだのと、そういう感想は生まれてこない。近代日本の美術史を学んだような、そんな感想が生まれる。

この充実した展示がわずか1週間しか見られないのは悔しい反面、この状況下でなんとかギリギリ日の目を見ることができてよかったと思う。

さらっと見るつもりだったが、思った以上に時間をとってしまった。

お昼はかなり久しぶりのカラピンチャ。幸いちょうど席が空いたところですんなり座れた。魚はなくなってたのでチキンに。久しぶりだから前回の味を覚えてるわけではないけど、ちょっと印象は違った。スリランカ料理を日本らしくアレンジしたところに独自性とおいしさがあった気がするが、今回はそのオリジナルさが感じられない。これなら近所のスリランカ料理屋のほうが、という気がする。

次はワールドエンドブックストア。今回は収穫なし。

夜はしんどくなりズボンズの配信ライブは見ずに寝てしまった。