怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

最終日。さすがに飽き飽きしてきた朝食を食べ、チェックアウト。こういうビジネス風のカプセルホテルもいいけど、なんか荒んでないのが僕に見合わないな。安く泊まれたから体験したけど、そうでもなければ無縁の宿だ。JRで東京駅に行き、おみやげを買って荷物もろともコインロッカーに放り込む。

昨日予約しておいたアーティゾン美術館へ。ブリジストン美術館には一度行っただけだが、この新装オープンは楽しみにしていた。自分の嗜好が少し変わったのかもしれない。新しい美術館は施設も受付も先進的で、その分混雑している。混んでるのは最初のうちだけだろうから、いずれ落ち着くのかな。今回は新収蔵含めてのコレクション展。すごかった。一企業に過ぎないブリジストンがこんな宝の山を持ってるのか。どういうことだ。最近収蔵した作品も、それぞれの作家のなかで十分な出来栄えのものばかりだし、力の入ったコレクションだ。最近売ってばかりのDIC川村とは大違い。本体の業績、ってことかなあ。悲しいことだけど。

アーティゾンがブリジストン時代から格段にボリュームを増したせいで、時間があればと思っていた本郷は結局行けず、新宿から初台へ。オペラシティで白髪一雄を見る。初期作品から水滸伝など大作までといった構成で、まあ悪くないけど、満足感もなくというところ。水滸伝は最近まとめて見てるし、なんだかんだと白髪一雄は見てるしね。平置きしてる作品があったので意図を聞くと、制作環境をイメージしてほしかったとのこと。なるほど。これはいい工夫。説明してくれた監視員さんも誇らしげ。みんなに聞いて欲しかったんだろうな。

余談だが、なぜかギャル3人組が見にきており、多少美術に関心ありそうだが白髪さんのことは全然知らぬ様子で、ただ談笑しているのを聞くと結構的確。これのここがさあ、とか、いいとこに目が行ってるんだよな。たいしたもんだ。なかなか鋭かった。「ムキムキだと思う~」と言ってたのには笑ったが、実際ムキムキだからこれも鋭い。また会いたい3人組。上階のコレクションは いつも通りとして、最後のコーナー今井麗はさすがというか、今井麗ワールドが爆発していた。白髪一雄よりこっちのが満足度高い。売店でいくつか作品売ってたけど、またしても全部売れてたな。

ICCにも立ち寄ったが、そんなに時間ないし予約制のやつは埋まってるしですぐ出てきた。

渋谷へ。人ごみをかき分けて公園通りギャラリーへ。名前を変えたかったんだろうが、それにしてもダサい名前だな。泣きたくなる。「あしたの驚き」展は、作家が多すぎるため見ててまとまりがない。ひとつひとつの作品はよいが、繋がりに欠ける。アール・ブリュットは作家の執念が見どころのひとつなので、それが感じにくいのは専門ギャラリーとしては残念だ。オープンしたばかりだからまだこれからかな。

そして西荻窪へ。これも外せない今回の目的、ペンギンストアー訪問。ototoharu内にあるミニショップだが閉店するとのことで、無理矢理。ちょうど竹浪さんがいらっしゃり、お店のことを少しお話。対応できるのが自分しかいないが店に出る曜日が限られてて、という理由とのこと。竹下昌平さんのポスター2種、ほかに竹浪さんのおすすめでE.S.V「ぬけ道」を。このアルバム、帰って聞いたらまさに僕の好みドンピシャのゆるい日本語ラップで、いいのを教えてもらったと大感謝。

高円寺へ。

アニマル洋子で古本を数冊買う。毎回なにかしら買うものはあるが、以前ほどの掘り出し物はなくなったかな。タイミングにもよるのかもしれないが。

新しい定番、天王で今日はうまにラーメン。

無力無善寺へ。向かいにある古びた食堂も天王と同じくらい気になってるのでいつか行きたい。お店があるうちに。

無善寺でライブ。無善法師はなんの変わりもない。

komori + yusa

利光暁子

このみぃる

乃田吊。

最近は食べたあとでライブ見ると眠気に直結しているのがいけない。ラーメンくらいならいいかと思っていたが、それでもダメなようだ。考え直さないと。今回、けろよんの安心という企画でお菓子が出てたので、時間割いてラーメン食べなくてもよかったわけだし。

コモユサも利光さんも久しぶりだったのでうれしかっただけに、この睡魔問題はなんとかしたい。

終演後、東急ストアに寄って助六を買う。

東京駅のベンチでもそもそ食べる。

今日は時間があるのでゆっくりしてたら、いつのまにかギリギリになっててびっくり。危なかった。バス乗り場に急ぎ、乗車。