怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

起きて風呂に入って朝食。風呂はちょっとだけ豪華なような気もする程度。満室なら混んでるだろうが、なにしろ半分強くらいの入りなのでそこそこのんびりできる。朝食はバイキング形式で、ご飯がとびきりまずいほかはだいたいおいしい。種類も豊富だし栄養も取れる。食べてたら時間がかかり、隣の武蔵美市ヶ谷の展示を見る時間がなくなった。

そして東京都美術館25分遅刻。痛い。ハマスホイとデンマーク絵画展は激混みを想定していたが普通に空いていた。行列じゃなくてよかった。デンマーク絵画の部分はそこそこ工夫もあり、まあいいかというところ。ハマスホイは作品の質はもうひとつかなとは思うが、まあ満足。広大な物販ではポスターを購入。トリミングされているので原画とはだいぶ印象が違う。

さて次はどこに行くか、時計をにらみながら悩んだ末、結局スカイザバスハウスへ。ジェームス・リー・バイヤース「奇想詩」、深遠な展示。それしか言いようがないな。

HB.Nezuは休みなのか、入れず。展示やってるはずだが、別会場だったのだろうか。リサーチ不足だったかな。

江戸川橋でWaitingroom。冨安由真、衣川明子、豊田涼華によるグループ展「まなざしのカタチ」は作家の方向性が近く、見ていて安定感がある。冨安由真は好きな作家だが、今回の作品は特にずば抜けてはいなかったかも。

ギャラリーαMで奥多摩美術館。作家さんが猛ダッシュな解説をしてくれてありがたいのだが、思った以上に時間がかかってしまった。しかしコンセプトは確かに面白く、見てよかった。次のKOKI artsは初訪問。濵口京子「Do Gods Travel Lightly?」は各作品ともよかった。いいギャラリー、いい作家。その近所に亀屋大和という和菓子屋があり、古めかしい店構えに惹かれてみたらし団子を買った。おいしかった。PARCELはDDD HOTELのなかにある。こういうアートホテルが増えてきたな。結構大きくて天井も高く、箕浦建太郎の大作が映える。

ここから原美術館に行こうという気持ちもあったが、時間が間に合わず、恵比寿映像祭を一部見ることにした。

今回もスタンプラリーをやってるらしく、NaDiffで用紙をゲット。地域連携プログラムをいくつか見たのだが、特にこれはというものはなく、ほんとにスタンプを押すだけのような。疲れもあったかなあ。元気なら入り込める作品も、疲れてると流し見になってしまうから。でも、恵比寿の裏路地を歩けたのはよかった。こういうとこ、まだ残ってるんだな。

スタンプラリーは子どもたちが作品そっちのけで楽しんでおり、こういうとこの小学生は贅沢だな。

新宿からforestlimitへ。パッチ先生ありがとうという謎タイトルのイベント。主催の石橋英子のほか、Hair Stylistics、Konrad Sprenger 、不在dj kayoという強力な布陣。Hair Stylisticsから中原石橋のセッション、そしてKonrad Sprenger。緻密な音世界が最高だった。満員だったのも当然か。

幡ヶ谷の裏路地を少し歩く。なかなかいい路地だ。東京にいるときに歩けばよかった。あのころは予定をこなすのに精一杯だし仕事は不安だらけでこうして歩く余裕なんてなかった。残念なことだ。失った時間は戻らない。

疲れてきたので新宿に戻り、日高屋でラーメンとビールと餃子。日高屋はたしか二度目だけどやっぱり不味いな。好きで行くもんじゃない。なぜ満員なのか、さっぱりわからない。

食べすぎて宿へ。明日の朝食が食べられるか心配だ。