怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

式から25年。こんな夫ですいません。

朝から眼科で検査。少しばかり進んでいるように見えなくもないが、ほぼ大丈夫とのこと。先生によれば、僕のタイプの症状は診ている400人中30人ほどとのこと。少ないが珍しいものでもないようだ。一時は絶望かとまで思っていたが、この年齢でこの進行度なら希望が持てる。

帰りに焼きそばの材料を買い、あり合わせの調味料で作る。

午後は京都へ。

kunst arztで林葵衣「詩の復唱」。唇の動きを写し取ってゆく作品は、コンセプトの面白みだけでなく、見た目も美しく、なにか無常なものの名残を感じられる。

ロームシアターというけったくそ悪い名前の場所でセレブレーション展の映像作品等を。映像作品はもちろん全部は見れないが、タイトルやトップ画像で判断して半分あまりをパラパラ見てゆく。日本もポーランドも芸大の学生さんのやることに大差ないなと思ってしまう。ここ数年の在学生の作品からキュレーションしているだけあって、どれも見どころがある。ユニコーンファンのおばはんさえいなければもっと見やすかったのだが。

見ている最中に落雷と豪雨が始まり、予報を確認すると結構な雨の模様。参ったな。

しかし開場時間に合わせて出ると、ちょうど止んでいたのはラッキーだった。会場は幸いメトロ、着いてしまえばあとは帰りの駅から家までだけか。

早割から入場とのことだが番号順と言われ、番号なんて全くわからないのでおろおろしたがなんとかなった。みんな偉いね。

そこそこの長時間だろうから、スロープの手すりにもたれていられる場所をキープ。バッファロー・ドーターはほんとはフロアがいいんだけどね。

定時にスタート、山本精一さんはソロコーナーはなく単にゲスト参加のようだ。

アナウンス通り、シャイキックとEuphoricaの全曲と、新曲を1曲。新曲もさすがのカッコよさ。ムーグさんはごく普通に復帰しており、しかも最初から最後まで。ボーカルも張り切ってこなしてるし、なぜやる気になったのかわからないが、まあよかった。個人的には3月にFeverで見てるとはいえ、それでも何度見てもこのカッコよさ。結成から26年、3人とも歳をとっても衰えはない。

18時半から2時間あまり、短い休憩を挟んだだけで全力のライブだった。Feverではもう少し見たいなと思ったが今日は満腹。

アナログは買うつもりがなかったが、興奮してついシャイキックを買ってしまった。こっちのほうが売れてるぽく、僕の時点で残り2枚。

Tシャツなども飛ぶように売れており、こういう賑やかな物販はいいものだな。客層が大人で金があるってのもあるだろうけど。ただ、一部若いひとたちも混じってて、それがまたうれしい。BDは年寄り向けの音楽でもなんでもないんだから、若者にも聞かれてほしい。このアナログに3人揃ってのサインが欲しかったが、今日はサイン会はないようだったので仕方ない。欲張りすぎだな。