怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

梅田の阪急百貨店に「魂の形 アフリカンアート展」を見に行く。胡散臭げなタイトル、デパートという場所、大衆受けそのものの展示を想像していたのだが、意外や意外でなかなかのもの。作品の質も高いし、キャプションも適度にわかりやすい。僕も素人同然だからかもしれないが、これを無料で見れるとはありがたい。百貨店の展示なんてとこれまでほぼノーチェックだったが、先日の時吉あきなさんといい、見逃してはいけないものがあるようなので、今後は注意しておきたい。
展示の奥には物販コーナーというよりそちらが本番なのだろうか。アフリカ雑貨を扱うお店が多数出店しており、これがまた多種多様。実用的でアフリカ柄なものや作家性の強いもの、美術品までいろいろで、どれもこれも興味深い。僕はやはりお面や彫刻が気になるが、傘やバッグなどの実用品もなかなかいい。見てるときりがないというかお金がなくなる予感しかない。美術展の物販コーナーなんていつも流し見だけど、これなら大歓迎。ショップカードもいくつかもらったので参考にしたい。
また、三重にマコンデ美術館というのがあることを知ったので、これも行ってみたい。最近アフリカづいてるなあ。
午後はガクブチの大和へ。写真なのでそう苦労もなく選べたはいいが、主人らしきおばちゃんおっちゃんのセンスがどうも。それは店構えでわかるといえばその通りだが、決まりきった額を少しだけ割安で買うならともかく、きちんと額装を考えるならわざわざ来るとこでもないような気がする。この時代基本がガラスというのもなんだかなあだし。
マットを切ってる間にラヴィルリエでケーキを買う。大阪に戻ってもう何度か訪問しているが、トルシュ・オ・マロンにはめぐり会ってない。作らなくなったわけではないと思うが。
夜はJIKAN spaceでライブ。18時からだと思ったので休日出勤を代わったのに、19時まではヨシダダイキチさんのシタールワークショップだった。基本は子供向けのようだったし、19時からでもよかったようだ。
JIKANは以前にも来たことがあるが、デザイン事務所で時々イベントをしているというものらしく、守秘義務とかそういうのはどうなってるのかよくわからないが、でもありがたい。イベントのスペースもなぜか音がいいし。しかしあれですね、デザインって儲かるんですかね。
和泉希洋志のプレイを経て七円体。そういやこの組み合わせ、以前シャングリラで見たOOIOOとほぼ一緒だな。
もう一度和泉希洋志を経てsaicobab。ちゃんと4人でのライブ。こじんまりとしたスペースなので、演奏も爆発的なところは少なく、親密な流れで、これはこれでいいか。
思ったより終演は遅く、スーパーに寄って帰宅。