怠惰な日々

 *blogではありません。日記です。

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団

妻と赤坂見附で待ち合わせ。駆け寄ってくれるデート気分がうれしい。
夕食は妻の希望を聞いたが天丼だの油そばだのというばかりで、僕のいやな店ばかりをピンポイントで出してくる。結局バーガーキングに落ち着いたが、小諸そばの前を通り天丼もあるじゃないかということで決定。ただ、揚げたてなはずがないのは想定すべきだったわけで、妻はご不満のようだった。どうせ満足してくれないなら僕も小諸そばなんか食べたくなかった。やれやれ。
赤坂ブリッツに到着すると呼び入れている途中。AともBとも言わないから区別なく入るのかと思ったら後になってAの方と言い出す。毎回とはいわないがせめて3回に1回くらいはサボらずにちゃんと言いましょう。
ブリッツは音がいいし耳はあまり痛くならないので安心してスピーカー前に陣取れる。
奇妙礼太郎トラベルスイング楽団、恐る恐るのBIGCATワンマンから3年で普通にワンマンをこなせるようになってしまい、僕もちょっと驚く。サントーさんが突然抜けてしまったのは今でも残念だが、まあそれはともかく。
選曲はほぼ前回と変わらずだが、メンバーとの掛け合いやジャムセッションがこのバンドの楽しさをよく表してるし、曲は毎回同じでも構わない。奇妙さんのボーカルがある限りは同じ曲でも決して同じにはならないから。
ただ、MCにせよジャムセッションにせよ、そこがウケているのはバンド側もわかっている以上は事前の準備というのも当然出てくるわけで、その傾向は今後も強くなるんだろう。残念だけど。以前の、本当に適当で本当にぶっつけだった奇妙さんの魅力はほんのひとかけらでも記憶にとどめておきたい。
なんてことを言っても、やはり満足な2時間だった。いいライブだった。
寒い中駅に急ぎ、帰宅。正直なところ帰りの道案内を2つミスってしまった。